2009年11月18日水曜日

インボリュートスプラインの図面表示

インボリュートスプラインに関してJIS規格に戸惑いを覚える方は多いと思う。現在のJIS規格ではインボリュートスプラインそのものの使用が設計者サイドで敬遠されるだろう、間違いなく。大企業では企業ごとにJISのデータを編集したJIS規格で製作されているのが現実(この内容がノウハウとされている現実もある)。私自身は未だにJISの旧規格を重宝する。なによりも判りやすい!。現在のJIS規格は専門家が理解しようとするとそれだけで一冊の本が(相当に分厚い)できるだろう。ものつくりの現場の視点に立ちとき、旧JIS規格(1972年ごろ)のデータは大変貴重です。率直に言って新JISは無駄そのもの。ちなみに、現在のANSI,ISO規格に沿った図面表記例を下図に示す。(私は下図よりも、旧JIS規格の図面表示例のほうがまだ適切にさえ思う。)特に、大径合わせが無くなり歯面合わせだけになった経緯と理由がJIS規格を見ても私、本当にわからない。(新JIS規格の利用によって歯面合わせと大径合わせの区分が不要ということらしいが)インボリュートスプラインの利用を禁止されているような錯覚を現実に覚える。(新旧の変化でモジュールごとのデータが現在のJISからはほとんど抜け落ちている。)もしかしたら、自動車工業会で独自の規格として生きているのだろうか。インボリュートスプラインに代わる平行キーの利用は、私には手抜きそのものにしか思えない。寿命が間違いなく短い。製品の売れ行きを維持するための方策ではないかとすら思える。インボリュートスプラインに関して、販売される製品開発ではなく、個別の機構設計を行う場合は、現状では旧JIS規格は必須です。


上図は下記URLより(ドイツ)
http://www.hexagon.de/wn5_e.htm    

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