2008年12月28日日曜日

今年も終わりに

今年も残り数日を余すのみとなりました。この一年、皆様にとって印象の残る何かはつかみ得たでしょうか。私自身にとっては、一昨年の交通事故に遭った後遺症から脱却しきれないままに一年が過ぎようとしている感覚です。身体的に不自由になった訳ではないのですが、何か反応の柔らかさというか、身の回りの出来事への対処の甘さを痛感しています。歯車のソフト開発では楕円歯車の高精度化を目指そうにも構想をめぐらす余裕すらなかったような気がします。社会という面からはUSAのサブプライムローンの焦げ付きに端を発した金融産業、自動車産業のリセッションに関して国内において派遣社員切りという悲劇的な結末が報じられています。その一方で派遣切りに舵を取った企業の社会的なイメージの底なしのダウンが、企業の開発資産を社会的な側面から食いつぶしているようにも思います。企業とは何か、利潤とは何か、別の一面からみれば合衆国の栄華のイラク戦争、対テロ戦争という散財と金融資本主義というマネーゲームの上に乗った凄まじいまでの収奪の結末が表層に現れたといえるかもしれません。願わくば日本の世界を代表する企業にはその轍を踏まないよう堅実な経営の舵取りをお願いしたいものです。不景気であればあるほど雇用の安定に注力し、底堅いJAPANを有機的に動かすことも、経営陣の大きな裁量ではないかと思います。今、その器の大きさを技術開発力という歯車を回す梃子として示し捕らえうる有能の士の策の見せ所ではないでしょうか。派遣切りに逃げるのでは陳腐で情けない企業行為というのがこの暮れの私なりの実感です。さて、このブログは年内は今日で終わりとします。お立ち寄り頂いた皆様にはよいお年をお迎えくださるよう願っています。
今日のニュースより、コマツの取り組み
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120081229aaag.html

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