2008年12月10日水曜日

KHKの歯車計算ソフト

画像中央の歯底曲線の浅い歯形がピニオンカッタ創成(KHK歯車ソフトによる)。他は当方のソフトによるラック創成歯形でプラスマイナスの転位の様子を示しています。ピニオンカッタ歯切りによる歯の曲げ強度の高いことが予想されます。(with Pro/Engineer 2001)

(株)小原歯車工業の歯車設計ソフトを購入したのがWindows95の時代なので、本ソフトには随分恩恵を受けました。当時の歯車カタログはもうボロボロですが、まだ充分現役を務めています。当方開発のソフトの基本計算部はカタログ記載の式に沿っています。しかし、KHKソフトの歯形と当方の歯形は形が異なります。KHKの歯形曲線はピニオンカッタで歯底の曲線形状が当方のそれと異なり当初は当方間違えたのかな・・・とあせったものでした。JGMAの旧規格でHf値の計算が合致していたことから当方のそれに間違いはないという確信を抱いてからは逆にKHKのソフトに信頼感を強く抱いたものでした。そのKHKが歯車関連のURL強化に乗り出すということで、既にその片鱗をみせていますが、JGMAの強度計算式の改訂の事情を考え合わせるとKHKのソフトの行方が少し気になります。旧規格の計算式のままでも現在でも存在価値は高いものがあるというのが実感です。当方のソフトとは競合する部分はあまりないのでいえる事かもしれませんが。(基本的に当方のソフトは平歯車のラック(ホブ)創成歯形作成ソフトで、単独の歯の強度確認までが守備範囲です。)
追記)新規格を読むとピニオンカッタ創成方式とホブ(ラック)カッタ創成方式では歯形係数の計算式が全く異なる結果になります。旧規格では言及されていません。

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