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2008/11/02

計算誤差・・・・


現在、4次方程式を解くソフトでネックになっているのが、全ての解が虚数になる場合の解の算出方法です。実数解が1個でも求められば虚数解を含めて4個の解を求めることまでは解決したのですが・・・。その原因の一端らしきものを覗いたのが画像です。4次方程式を解く過程で、フェラーリの解法では分解方程式という3次方程式を解く必要があります。画面はその一例です。実は分解方程式は、ただ一つの実数解を定めると、私は、考えていたのですが、この画像では3個の実数解が出現しています。多分に計算誤差によるものかと思っていたのですが。どうもそうではないようです。ちょっとアルゴリズムを替えて、解析解をフェラーリの定理以外の方法で求めてみることにしました。プログラムで、歯車の歯形係数の算出に必要なデータを求めるのに必要になります。この場合は実数解さえ求まれば充分なので既に解決済みです(数値解析で充分です)。現在は、機械工学とは別の分野に足を踏み入れています(冗談)。

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