2008年10月4日土曜日

平歯車の計算 補足(その3)


この画像のなかに工具のR係数という項目があります。歯車を加工するラックの歯先のR値に関する数値でR=module*R_Keisuuで定まります。ご存知とは思いますが、ホブ歯切りの場合、歯車の製作には粗加工、仕上げ加工と二つのステップを踏んで加工します。粗加工ではインボリュート歯面、歯元曲線部共に若干の仕上げしろを残して加工されます。(ラック工具の歯厚が標準ラック工具(仕上げ加工)より少ない)。仕上げ加工で正確な歯形になります。通常この仕上げ加工の場合のR係数は0.375です(粗加工の場合はR係数は0.3)が普通です。が、この数値が本ソフトの場合は歯元曲線の形状に大きな影響を与えます。歯に作用する曲げ強度の計算値にも影響します。しかし、係数が0.375の場合、熱膨張、コンタミの噛み込みなどによる歯元干渉の心配があり、また、相手歯車の歯先面取りも干渉に関係してきます。本ソフトではR係数は0.25を初期値にしています。

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